こんにちは!すたちんです!
オーラオーナーだけでなく、すべてのドライバーに知っておいてほしい「車の水没時の対処法」について解説します。
近年、ゲリラ豪雨や台風による水害が増えており、思わぬ形で車が冠水・水没するケースが増えています。万が一の際にパニックにならず、冷静に対処できるように、この記事をしっかり読んで備えておきましょう。
1. 車が水没したときの脱出方法
① 水位が低い場合はドアを開けて脱出する
水位が低いとき(ドアの下半分程度まで)は比較的簡単にドアを開けることができます。水が入ってくる前に、すぐにドアを開けて車外に出ましょう。
② ドアが開かないときは窓を開けて脱出する
水圧がかかると、ドアを開けるのが非常に難しくなります。その場合は窓を開けて脱出を試みましょう。
注意点:
- パワーウインドウが使えるうちにすぐ開ける。
- 電気系統がショートすると動かなくなるため、素早く対応する。
③ 窓が開かない場合はガラスを割る
電気系統が故障して窓が開かない場合、脱出のために窓を割る必要があります。強化ガラスなら脱出用ハンマーを使えば割ることができます。
④ 窓が割れない場合は水位が上がるのを待つ
遮音ガラス(合わせガラス)の場合、ガラスハンマーでも割れないことがあります。その場合は、車内と車外の水位が同じくらいになるまで待ち、ドアを押し開けて脱出します。
ポイント:
- 水圧が下がるまで焦らず待つ。
- 足でドアを蹴って開ける。
⑤ フロントから沈むので後部座席に移動する
多くの車はフロント側から沈んでいくため、後部座席の窓を割るか、後部ドアを開けて脱出するのが有効です。
2. オーラのガラスと水没時の注意点
オーラのガラスは割れにくい!
日産オーラには**遮音ガラス(合わせガラス)**が採用されています。
- フロントガラスとフロントドアガラス → 合わせガラス(割れない)
- 後部座席のサイドガラスやリアガラス → 強化ガラス(割れる)
そのため、前席のガラスはライフハンマーでは割れません。水没時に窓を割って脱出するなら、後部座席のガラスを狙いましょう。
3. 車のガラスの種類を事前に確認しよう
自分の車のガラスが合わせガラスか強化ガラスかを事前にチェックしておきましょう。
見分け方
- 合わせガラス(割れない) → 「Eマーク」に「XIやV-XI」や「JISマーク」に「L」の表示あり
- 強化ガラス(割れる) → 「Eマーク」に「無印、V」や「JISマーク」に「T」の表示あり
4. 事前に備えておくべきアイテム
① ガラスを割るためのハンマー(緊急脱出用ハンマー)
- 強化ガラスならハンマーで割れる。
- 使いやすい場所に保管しておく(グローブボックスや運転席横など)。
② シートベルトカッター
- 水没時にはシートベルトがロックする可能性がある。
- 一緒に備えておくと安心。
③ 防水ライト
- 夜間の水害時に視界を確保できる。
- 水中でも使える防水タイプを選ぶ。
④ 防水スマホケース
- 緊急時に連絡が取れるようにしておく。
- 水没でもスマホが故障しないように準備。
5. 水没しないための事前対策
① 大雨の日は無理に走行しない
- 冠水道路には絶対に進入しない!
- 10cmの水位でも車のコントロールが難しくなる。
- 30cmの水位でエンジンが停止する可能性。
- 60cmの水位で車が浮いて流される。
② 高台の駐車場を選ぶ
- 河川や低地の駐車場を避ける。
- 天気予報を確認し、事前に避難を。
③ エンジンの吸気口の位置を把握する
- エンジンが水を吸い込むと故障の原因に。
- SUVでも吸気口が低い車種があるので注意。
6. まとめ
車が水没したとき、冷静な判断と適切な行動が生死を分けることになります。事前に備え、緊急時に慌てないようにしましょう。
【水没時の脱出ポイント】
✅ ドアが開くならすぐ脱出
✅ 窓を開ける(電動が動くうちに)
✅ 窓がダメならハンマーで強化ガラスを割る
✅ 割れないなら水位が上がるのを待ってドアを開ける
✅ 前席がダメなら後席から脱出する
また、オーラのフロントガラスは割れないため、リアガラスを狙う必要があることを覚えておきましょう。
事前に備えておけば、いざという時に命を守る行動ができます!
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