こんにちは!すたちんです。今回は知っておくと便利な機能、スリープモードについて解説します。

スリープモードって何?

車のドアハンドルスイッチでの施錠・解錠や、エンジン始動を一時的に無効化する機能だよ。
この機能を使うことで、インテリジェントキーの電池消耗を抑えるだけでなく、リレーアタックによる盗難を防ぐこともできます。
まだ一部の車種にしか搭載されていませんが、電池の長持ちや防犯対策の面から非常におすすめの機能です。
リレーアタックとは?
近年、車の盗難手口としてリレーアタックが注目されています。この手口を防ぐ効果的な方法の一つが、スマートキーの「スリープモード」を活用することです。この記事では、スリープモードの仕組みとリレーアタック防止の理由をわかりやすく解説します。
リレーアタックとは?
リレーアタックとは、スマートキーの電波を悪用した車両盗難の一種です。この攻撃では、次の手順で車両が不正に解錠・始動されます。
- 攻撃者がスマートキーから発せられる電波をキャプチャ。
- 中継装置(リレー装置)を使って、車両側にその信号を送信。
- 車両がスマートキーが近くにあると誤認し、解錠やエンジン始動を許可。
このように、スマートキーが手元にある場合でも盗難が発生する危険性があります。
スリープモードの仕組みとは?
スリープモードは、スマートキーの電波送信機能を一時的に停止する機能です。これにより、キーは車両との通信を完全に遮断します。具体的な挙動は以下の通りです。
- スリープモード中は、キーから車両への電波が送信されない。
- 車両側が通信を試みても、スリープ中のキーは反応しない。
スリープモードがリレーアタックを防ぐ理由
スリープモードを活用することで、以下の理由からリレーアタックを効果的に防ぐことができます。
- 信号の送信を遮断
リレーアタックは、スマートキーの電波を中継することで成り立ちます。しかし、スリープモードではそもそも電波が発せられないため、攻撃者は信号を盗むことができません。 - 通信のタイミングを制御
スリープモードを有効化しておけば、車両の近くにいてもスマートキーが反応しません。そのため、攻撃者はリレーアタックを仕掛けるタイミングを失います。
スリープモードの活用シーン
夜間や長時間駐車時
車両を使用しない時間帯にスマートキーをスリープモードに設定することで、盗難リスクを大幅に低減できます。
スリープモードの設定方法
設定は簡単!以下の手順で実施できます。
通常の設定方法
- インテリジェントキーの【ドア施錠スイッチ】を押し続ける。
- その状態で【ドア解錠スイッチ】を2回押す。
- 作動表示灯(赤色LED)が点灯したら、すぐに【ドア施錠スイッチ】を再度押します。
- 作動表示灯が2回点滅したら、設定完了です。
リーフの場合の設定方法
- インテリジェントキーの【ドア施錠スイッチ】を押し続ける。
- その状態で【ドア解錠スイッチ】を2回押す。
- 約1秒後にハザードランプが1回点滅したら、設定完了です。
解除方法
スリープモードを解除したい場合は、インテリジェントキーのいずれかのボタンを押すだけで解除できます。
スリープモード対応車種
以下はスリープモードが搭載されている車種の一覧です。
車種名 | 対応開始時期 | 型式 |
---|---|---|
アリア | 2022年1月~ | FE0 |
サクラ | 2022年4月~ | KE0 |
エクストレイル | 2022年7月~ | T33 |
セレナ | 2022年12月~ | C28 |
ルークス | 2023年6月~ | BA1 |
デイズ | 2023年11月~ | AA1 |
ノート | 2024年1月~ | E13 |
リーフ | 2021年5月~ | ZE1 |
スリープモードのメリット
- 電池の長寿命化 インテリジェントキーの電池消耗を抑えることで、交換頻度を減らせます。
- 盗難防止効果 リレーアタックを防ぎ、大切な車を守ることができます。
まとめ
スリープモードは、電池の節約と防犯対策の両方を兼ね備えた便利な機能です。簡単な手順で設定できるので、ぜひお試しください!
もっと簡単にリレーアタックを防ぎたい方はこちら!!!
キーを入れるだけでリレーアタックを防ぐことができます。
毎回スリープモードの設定しないくていいので楽ですね。
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